電子レンジ

 

料理を早くおいしく作るためには、電子レンジをうまく活用するという料理のコツがあります。おいしいだけではなく、調理時間の短縮にもつながります。

 

電子レンジを冷めたご飯などを温め直すときだけに使用している方も多いかもしれません。ぜひこれを覚えて早くておいしい料理を作ってみてください。

 

電子レンジ料理のコツとしては、全てを電子レンジでやろうとしないということです。例えば、ハンバーグなどを作る場合、フライパンで焼くだけではお肉の中心部分まで火を通すのに時間がかかってしまいます。さらに中心まで火が通ったときには表面が焦げてしまったという経験をされた方もいると思います。

 

ですから、最初に表面だけをフライパンで焼いて、その後は電子レンジに入れてお肉の中に火を通すと表面はカリっと中はやわらかくてジューシーなおいしいハンバーグができるというわけです。過熱しすぎると、ハンバーグの中のうまみ成分が全てなくなってジューシーさもなくなってしまうこともあるので、この併用法はとても有効です。

 

他にもほうれんそうなどの葉物類をゆでる場合も、洗ってからラップでくるんで電子レンジで温めた方が簡単にそしてうまみ成分も逃すことなく火を通すことができます。もちろんそれ以外にも冷凍しておいた、お肉やお野菜などを解凍する際にも、電子レンジは活躍します。

 

材料の下ごしらえにも役立ちます。豆腐をキッチンペーパーで包んで2、3分加熱するだけで豆腐の水切りができます。従来のように長時間豆腐に重石をして放置する必要がないのです。

 

さらに干ししいたけなどの乾物も従来は水につけて何時間も放置してやわらかい状態にもどしていました。しかしこれも水と干ししいたけを入れてラップをして電子レンジで少し加熱するだけですぐにもどすことができます。

 

電子レンジの特性を知り、うまく活用すれば時間短縮もできておいしい料理ができあがります。

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